クラウド・ストレイフ

シーズン143、遂にクラウド・ストライフがAPEXに参戦する。

シーズン・マテリアというサブタイトルで発表されたこのシーズン。

APEXは遂にレジェンドのネタが尽きた為、シーズン100以降からスマブラのように他社コラボレジェンドを解禁したのだ。

開始と同時にコレクションイベントが開催されるという優遇ぶりで、ジブラルタルのバレットスキンやスーパーレジェンドのバスターソードで宣伝・収益効果が共にかなり見込まれた。

 

しかし、やはりAPEXだ。こんな場面でも問題は起こるもの。

というのも、このクラウドに限ってバグでタップストレイフが復活してしまっていたのだ。

現在APEXはCS版がメイン層を誇っており、PC版のみで可能なタップストレイフという技術は運営からもユーザーからもタブー視され敢えなく削除となった事は有名だろう。

しかし数十年ぶりのタップストライフ解禁とあって、ユーザーは再びキーマウ上位勢の華麗な動きを目にする事になる。

壁ジャンプを織り交ぜながら戦術アビリティの破晄撃で牽制しつつ懐に飛び込みショットガンを放ち、最後にバスターソードの一撃で勝負を決めるクリップは10万いいねを記録し、半分オワコンと化していたAPEXはストレイフにより再び息を吹き返した。

 

しかしいくらカッコいいとはいえ、CS版の厄介なクレーマーから文句が出るのは時間の問題。

そこで運営はこのバグを無理矢理仕様とし、パッシブアビリティにタップストレイフの項目を追加した。

レジェンドの度重なるインフレで体がヒートシールドサイズまで小さくなったレイスは未だに対面最強だったが、遂にストレイフを駆使するキーマウ勢に次々と蹂躙されていく。

目先のユーザーに目を奪われて現状遊んでくれているCSユーザーを完全に見放した運営は、ますます自分達の手でAPEXを終焉に追い込もうとしている事に気づかない。

 

調子に乗ったAPEXの運営がどうなるか。

これを読んでいる人ならもうお気づきだろう。

クラウドの問題点だったタップストレイフは残したまま、戦術アビリティをほぼ産廃効果にしたのだ。

これで見た目上はクラウドのピック率が減って弱体化は成功したように見えるだろうが、本来の問題を完全に無視して言い訳のようにお茶を濁すこのAPEX特有の悪質なアップデートによって更に人口は減っていく。

結局残ったのはごく一部のCSとそのCSを狩る為に存在しているようなクラウド使いばかりだった。

クラウドしか使用されない為他のキャラのアイテムも売り上げが伸びず、ショップにはクラウドのアイテムしか並ばなくなってしまった。

この状態になったままなんとか7シーズンを経過させたシーズン150になったが、この時既にAPEXは利益が上げられなくなっていた。

そしてEA本部から伝えられた、シーズン150でのAPEXサービス終了の報告。

 

APEXはサービス終了間近の一瞬で歴史に名を刻み込むような運営の怠慢を見せつけた。

このAPEXの件があってから、他のシューターゲームはアップデートに一層細心の注意を払い更新する事になったという。